こどもカンパニー

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活動・体験を振り返る



こんにちは、地域資源コーディネーターです。
こどもカンパニー大通園のバラ・ライラック組(3歳~5歳児)クラス内に、こんな張り紙が貼ってありました。

「たのしかったことランキング」。

どういう狙いでやっているのかな?と思い、担任の先生に聞いてみたところ、
3月に子どもたちと一年間を振り返る時に、毎月どんな活動をしたか、
どんなことが楽しかったかを子どもたちがしっかりと思い出せるようにしたい、という意図があるようでした。

子どもたちにとって日々活動を楽しんでいても、
記憶に残るのはどうしても運動会などの大きな行事になり、日々の小さな出来事がかすんでしまいがち。

でも、一つ一つの活動に子どもたちは毎日一生懸命取り組み、そして楽しみ、時には気づきを得たり学ぶことで成長していきます。

3月に行う振り返りで、その時の楽しかった気持ち、悔しかった気持ち、悲しかった気持ちなどを思い出せるように、
そしてその時にはできなかったことが今ではできるようになった自分に気づき、子どもたちの自信につながるように…

この張り紙には、そんな担任の先生の温かい想いが隠されていたんです。

私たち大人も仕事をする中で、「振り返る」ことは重要な行いですが、
子どもにとっても“成長を感じる”、“自己肯定感を高める”大切な行いなんですね。

子どもたちの「今」を大切にし、彼ら・彼女たちの成長に寄り添う先生の姿に胸が熱くなりました。

**地域資源コーディネーターとは!?**
地域の資源(ヒト・モノ・コト)を活かし、子ども達の育ちや学びにつながる体験をコーディネートするお仕事です。