こどもカンパニー

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まちをつくろう!~完~



こんにちは!地域資源コーディネーターです。さぁ、レポートも今回がついに最終回。
いよいよ、札幌駅前通まちづくり会社さんによる作品講評です。

芳村さん・柴田さんとオンラインが繋がると、早速「あ、芳村さん!」「柴田さんだ~!」と子どもたちから歓声の声が聞こえてきました。
今日を楽しみに待っていた様子が窺えます。

カメラの前に立ち、自分たちのグループが工夫したところを一生懸命説明していきます。

各グループの説明が終わるたびに、芳村さん・柴田さんが拍手をしてくださって、
・建物のクオリティの高さ・手すりが三段構造になっているアイデア
・目が見えない人に容器サイズを感覚的に知ってもらおうというアイデア
・絵を見ただけで何屋さんかがわかるようにしたアイデア
といった子どもたちの発想や工夫を「素晴らしい」「行ってみたい!」というプレートと共に、褒めてくださいました。

子どもたちは、最初は発表するのに緊張した面持ちでしたが、お二人からの感想を聞いて、とってもとっても嬉しそうな顔に変わっていましたよ。
そして最後は全員でお二人にお礼を伝え、50分のオンライン交流が終了しました。

作品を「すごいね!」と褒めてくださるだけでなく、子どもたちが頑張って工夫したところを具体的に評価してくださったことが、
子どもたちにとっても先生たちにとっても嬉しかったようです。

子どもたちの喜びに満ちた顔をたくさん見ることができました。

さて、1ヶ月間にわたって行われたこの学び。
短期間でこんなにも子どもたちの視点が豊かになり、活動が拡がっていったことは本当に驚くばかりです。
正直、この学びをコーディネートしながら私は、「もしかしたら子どもたちにとっては難しいんじゃないかな…」と思うこともありましたが、
杞憂に終わったようです。

大人が勝手に判断して子どもの可能性を狭めてはいけないですね…。

また、先生から聞いたところによると、作品に対する気づきだけでなく、子どもたち同士の関わりにおいても以前では見られなかった成長があるそうです。
一年の集大成を表現する「成長展」。文字通り、「子どもたちのこの一年の大きな成長と大いなる可能性」が発揮された活動となりました。

ご協力いただいた「札幌駅前通まちづくり株式会社」の芳村さん、柴田さん、本当にありがとうございました!!

**地域資源コーディネーターとは!?**
地域の資源(ヒト・モノ・コト)を活かし、子ども達の育ちや学びにつながる体験をコーディネートするお仕事です。