今年度も東札幌にある菅野農園さんに畑を借りて、

子どもたちは野菜づくりにチャレンジします。

「ことしもよろしくおねがいします！」

農園の宮崎さんにも元気にあいさつできました。

苗の植え方を教わります。

「やさいさん」、「土のおふとん」、「おいしいお水」

宮崎さんのやさしい言葉には子どもたちと野菜への愛情がたっぷりです。

さあ、やってみよう！

はじめはドキドキしながら手を動かしてみる。

この緊張感とワクワクが本物体験の魅力です。

「できているかなあ」

「うん、よくできているよ、大丈夫」

学びの瞬間は大人も子どもも嬉しそうです。

見て、さわって、においをかいで、

心に感じたときめきこそが、

何よりもの学びの原動力です。

「げんきにそだってね」

そっと土をかぶせて、なでなで。

畑に来るとみんな一層やさしい顔になります。

畑のまほうだなあと心ぽかぽか、

こんなひとときが大切ですね。

「おいしくなあれ」とちょっぴり気が早い子どもたち。

昨年も畑の活動を経験しているから、

大切に育てた野菜は美味しいご馳走になることも知っているんだね。

畑までの道のり、

ふわふわの土の上の歩き方、

農園の宮崎さんのこと、

やさしいお水のあげ方、

長い冬を越えてもひとつも忘れていません。

本物体験を通した学びは、

子どもたちの中にしっかりと根付いていました。

美味しい野菜ができるといいね。

「あれ、ふわふわ土がどろんこになったよ」

長靴を履いた足の裏の感触を確かめるように足踏みする子どもたち。

「不思議！どうしてだろうね！」とやさしい笑顔の先生。

学びの種がまたひとつ見つかりましたね。

今年も畑の活動を通してたくさんの学びがあることでしょう。

子どもたちのワクワクいっぱいの挑戦がスタートしました。