こどもカンパニー

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子ども達が主体的に取り組む工夫。



こんにちは、地域資源コーディネーターです。
秋から冬にかけては、発表会が開かれる季節ですね。
こどもカンパニーも12月に発表会があります。

あいにくのコロナ禍により発表会は保護者の観覧は中止となり、
動画配信となりますが、子どもたちは11月から一生懸命練習や制作活動に励んでいます。

先日、クラス内を見ていたらこんなカレンダーを発見しました。

このカレンダーは、子どもたちが発表会に向けて活動に見通しを持てるように、という先生の狙いから、子どもたちと一緒に作ったもの。
子どもたちと朝の会で行う“サークルタイム”で、発表会に向けて作らないといけないもの、用意するものなどを話し合い、決めていきました。

予定も子どもたち自身が書きました。

発表会は12月中旬。まだまだ日数があるため、ともすれば活動が間延びしたり、飽きてしまったり、意欲が冷めてしまうことにもなりかねません。
でもカレンダーに予定を書き込むことで、いつまでに何をしないといけないのか全体の流れがわかる上、
予定を可視化することでクラスみんなが共通の意識を持て、発表会に向けた活動がグッと自分ごとになるんです。

このカレンダーを見ながら、「予定を書き込んで活動するなんて、“段取り力”をつけることに繋がるなぁ」と感心しまた。
就学前の子どもでも日常生活の延長としてこういった力を養っていけるのですね。
1カ月半に渡る活動でも子供たちの意欲を保ち、主体的に取り組む環境をつくる。

こどもカンパニーの先生たちのすごいところです。

**地域資源コーディネーターとは!?**
地域の資源(ヒト・モノ・コト)を活かし、子ども達の育ちや学びにつながる体験をコーディネートするお仕事です。