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水浸しの手洗い場。
こんにちは、地域資源コーディネーターです。
お散歩の帰り、トイレ、給食・・・。
保育園では、様々な場面で手を洗ったり、おしぼりを濡らしたりと日常の中で手洗い場を使う機会はたくさんあります。
ある日、手洗い場の床が水浸しに。
ご自宅でこんな場面があったら、ついつい「ギャー」っと叫んでしまいたくなりますね。
でも、こどもカンパニーの先生達は「水浸しにしない!」と怒るのではなく、
どうしてこんなに水浸しになっちゃったんだろうと問いかけます。
先生がじっくり答えを待っていると、
こどもたちは、やっちゃったなぁと思いながらも、年長さんを中心に答えを出していきます。
「手を洗った後、ちゃんと手を拭いていないんじゃないか」
「おしぼりをちゃんと絞れていないんじゃないか」
なぜ水浸しになるのか分かったら、先生はじゃあどうしたらいいかな?と問いかけます。
うーんと悩みながらも
「手をパッパッと払ってから紙で拭く」
「おしぼりをギュッと絞る」
ちゃんと答えを持っているのです。
先生は、それを聴きながら、イラストにして小さい子でも言葉じゃなく目で見て分かるよう伝えます。
自分でどうすればいいか気づいた子どもたちは毎度先生から言われなくとも自分で気を付けるようになり、
先生はそれをみて、よく意識できてるねと褒める。好循環で水浸し問題が解決していきました。
今では、水でぬれていることもほとんどありません。
先生がこどもたちに寄り添い、こどもたちも自分たちで解決していく。
そんな素敵な日常のワンシーンに出会うことができたというお話しでした。
**地域資源コーディネーターとは!?**
地域の資源(ヒト・モノ・コト)を活かし、子ども達の育ちや学びにつながる体験をコーディネートするお仕事です。