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切り株、まつぼっくり、どんぐり。さぁ、何をつくろうか!
秋に予定している西口園の年長お泊り会。
今日は、北海道森林管理局の職員さんに、木や木の実について教わりながら、
お泊り会当日につくる作品のアイデアを練ります。
まずはやっぱり、恒例のクイズ。
「日本で昔からなっているまつぼっくりはどっちでしょうか?」
「こっち!」
「あっち!」
「正解は~?」
「こっちでした!!」
「やったあ~!」
「よっしゃ!!」
「イエーイ」
全身で喜びを表します。
まつぼっくりを観察していると、薄い何かがこぼれ落ちてきました。
「これはまつぼっくりの笠にくっついている羽だよ。ここに種が入っているんだ」
ひらひらのそれは、薄茶色で透き通っていて、はかなげ。
「あ!落ちちゃいそう!」
そーっとそーと、優しく触って観察をしました。
木の種類が変わると年輪の色や形も異なること。
年輪の間隔の広さ・狭さは気候の変化を表すこと。
自然が大好きな年長さんは、木にまつわるお話も興味を持って聞いています。
「よし!みんなの目の前にある切り株や木の実を使って、
お泊り会当日に何をつくるか、アイデアを練ろう!」
さぁ、ここからみんなのユニークなアイデアがどんどん姿を現します。
屈強そうな戦車に
愛らしいねずみ
表情に味のあるクマ
あら、こちらはおままごとをしていますね。
木玉をただ乗っけるだけでも面白い!
「お泊り会のときはこんなのをつくろうかな」
まるでそんな声が聞こえてくるかのよう。
「これ、すげぇ!、先生、これ見てみて!」
「あ、どんぐりの中からなんか出てきた!」
お友だちのつくったものに感動し、
自然物への興味をさらに深めていく子どもたち。
体験し、『?』が生まれ、答えを知ろうと探求し、そうしてひらめく。
大人のサポートはここでは最小限。
アドバイスなんかしなくたって、子どもたちは自らで、どんどん広げていける。
さてさて、
今日のアイデア出しを経て、お泊り会当日はどんなユニークなものができあがるかな?
#お泊り会まであと9日