こどもカンパニー

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温かくて優しい布絵本

手に取った瞬間、

「ふわぁぁ」「しっとり」

指が吸い込まれるような柔らかさ。

「ひらひら」「ぴょこん」

って仕掛けがたっくさんあるページ。

最後のページを開くと、

「ポコポコ」「ぷっくり」

一面に広がるカラフルな世界。

清田区で活動している

「手づくり布絵本サークル『北野ゆめの会』」さんが作った布絵本は、

温かくて、優しくて、

ずーっと触っていたくなるそんな肌触り。

今日は3冊の絵本と、布で作られた魚釣りおもちゃ、サイコロを持って、

つくし組に遊びに来てくれました。

この絵本、すべてのページが布で作られているんです。

刺繍された縁を指でなぞってみたり、鈴を摘まんでみたり。

子どもたちは絵本の物語はもちろん、刺繍糸やフェルト、ビーズ、鈴などを触って

布絵本の世界を楽しみました。

 

子どもたちの大好きな絵本「ぴょーん」の読み聞かせでは、

せーので一緒に「ぴょーーーーーん!」

良い表情!!

 

「かおかおどんなかお」

では、ページがめくられるたびに、みんなの表情も変わっていくね。

おどろいたかお?

 

わらったかお?

「おはなはどこかな?」

 

海に見立てた青色の布の上に出てきたのは、

タコやイカ、ヒトデにカレイ。

なぜか金魚!?も泳いでいて、海の中は生き物でいっぱい!

みんな器用にクリップに磁石をくっつけて、

大漁大漁!

 

おっきい魚が獲れたね★

 

「これなあに?」

釣った魚の名前をおばあちゃんに聞いて、

「きんぎょ!」

喜ぶ子どもたちの笑顔に、ゆめの会の皆さんも楽しそうです♪

ふと視線を感じて後ろを振り向くと、こちらを「じーっ」と見つめる表情。

魚釣りがしたかったんだって!

はいどうぞ、いらっしゃ~い!

何が釣れたかな?

こちらのお部屋ではサイコロをコロコロコロコロ。

柔らかくて気持ちいいから、メロンパンを思わず「ぱくっ」。

北野ゆめの会さんに来てもらったのはね、

絵本を読み聞かせしてもらうだけじゃなくって、

布のぬくもりを、肌で感じてほしかったからなの。

布絵本や布のおもちゃには、

おばあちゃんたちの温かさがたっくさん詰まっているんだ。

だからこんなに優しいんだよ。

絵本のお話を”触って感じる”ことができる布絵本。

とっても楽しかったでしょ?

 

おばあちゃん、また遊びに来てね。