こどもカンパニー

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絵描きのミクさんとダンボールARTハウスをつくろう!

今日は絵描きのミクさんが保育園に来てくれました。

「ダンボールARTハウスをつくろう!」

大好きなお絵描きと、おうちをつくるという豪快な制作、

ワクワクいっぱいの活動に大喜びです。

まずはミクさんの自己紹介コーナーから。

クレヨンや色えんびつで描いたというリアルな猫やカメレオンの絵に

子どもたちもびっくり!!

現在、北海道医療大学1年生の横山美玖さん。

言語聴覚士を目指して勉強をしながら、油彩や造形の芸術製作を続けています。

美術部出身のミクさんは子どもたちも先生も見たことのないような画材を

安全面なども考えながら選んできてくれました。

「好きなものをどうぞ」

そんな言葉に子どもたちのやる気スイッチは全開!!

机に向かうだけではもったいない。

表現の世界はもっと自由!

壁面や屋根裏にも、視野を広げて伸び伸びと描くことを楽しんでもらいたい。

そんなミクさんの想いは子どもたちにしっかりと伝わったようです。

「えいっ!」とやってみるこの豪快さを

私たちも忘れたくないもの。

子どもと学び、教わる日々です。

塗っている部分が重なり、一度は大喧嘩!

「あれっ、なんだか混ざるときれいだね…」

カラフルぽかぽかな仲直りの後は共同作業に。

ついには足もお絵描きの画材に。

先生たちは顔を見合わせそっと頷く、

覚悟は決まりました。

全く離れた保育園でも同じことが!

子どもたちの「やってみたい!」や「気持ちいい!」には通じる部分があるのかもしれません。

「限界をつくらなければこんなにも豊かに学びが広がる!」

今回の活動を通して実感したことです。

時間がかかる、準備が大変、汚れてしまう、

私たちは普段無意識のうちに、

どこかで限界をつくってしまっていることがあるのかもしれません。

いつもは難しいかもしれません、

けれども、たまにはとことん学びの豊かさを追求してみる。

その先には

無限に広がる伸びやかな可能性と

そんな学びのフィールドを全力で楽しみ、
私たちには追いつけないくらいのスピードで成長していく子どもの姿がありました。

「表現はどこまでも自由で楽しいものだ」

本物体験を通してそう感じてくれるなら、

私たちはどんなに保育園が汚れたってウェルカムです!

絵描きのミクさん、

30分床を拭き続けてくれた先生たちみんな、

そして、思いっきりお絵描きを楽しんでくれた子どもたち、

みなさんに感謝ですね。

世界にひとつの素敵なダンボールARTハウスができました。