公園へのお散歩や畑活動、

アクティブに活動しているからこそ、

お花や虫さん、自然に興味いっぱいの子どもたち。

今日は東札幌にあるお花屋さん「lotus」(ロータス)さんまでお散歩です。

事前学習で調べたお花のカードをぎゅっと大事に握りしめてお花屋さんに出発！

lotusさんに到着です！

扉を開けるとそこはまさに夢の国。

絵本をひらいたときのようにカラフルな花々、

さわやかな香りに、おしゃれなお店と店長さん。

大人は大興奮ですが、子どもたちはびっくりして緊張しています。

「さわっていいよ」とお花を用意してくださった店長さん。

「うわぁ、きれい」

「いいにおいがするね」

「お水にはいっているよ」

すっかり緊張はほどけ、子どもたちも大喜びです。

写真や図鑑で見てお気に入りだったバラやあじさいも発見！

知っていることとつながった瞬間の「あっ！」と嬉しそうな表情がたまりませんね。

嬉しい発見や知識がつながる楽しさを感じながら子どもたちは豊かに学びます。

もうお花に夢中。

色や形、においなど、

図鑑や写真では分からなかったこともたくさんあるね。

“ロスフラワー”

廃棄してしまうお花のことです。

「ロスフラワーをいただけませんか」

lotusさんに事前にお願いに伺ったときのことです。

「難しいかもしれません」

それが最初のお返事でした。

 

捨ててしまうお花がないように丁寧に仕入れをし、ドライフラワーにするなど

お花を大切に扱っているlotusさんにはほとんどロスフラワーが出ないそう。

さらには、

美しいお花を手に取って欲しいという想いや子どもたちへの花粉の心配など、

お花のことも、子どもたちのこともしっかり考えてくださってのお返事でした。

 

それでも、子どもたちのために素敵な機会を用意してくださいました。

今日いただいた花はどれもうっとりするほど綺麗なものばかりです。

店長さんからの優しさいっぱいの

特別な花束だったのかもしれません。

「ありがとうございました」

心をこめて伝えられたかな？

なぜかお気に入りの花を店長さんに自慢げに見せる子どもたち。

子どもたちなりの感謝なのでしょうかね。

手を振ってlotusさんを出発。

来る時握りしめていたのはただの写真だったのに、

帰る時にはお気に入りのお花が手のひらに。

嬉しいね。

いつものお散歩では色々と落としてしまう子どもたちでしたが、

帰り道は一つもお花を落としませんでした。

店長さんの思い、大切に受け取りました。

保育園に帰っても

なかなかお花を離しません。

よっぽど気に入ったんだね。

これからつくるお花を使った作品も楽しみです。

今日から道端のお花の見え方も変わってしまう

魔法のようなきらきらした一日でした。

lotusさん、貴重な体験をありがとうございました。