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0歳児の「わらべうた」
こどもカンパニーの0歳児クラスでは「わらべうた遊び」を日々の保育に取り入れています。
わらべうたとは、日本の伝承童謡で保育者が歌とともに子ども達に触れ、動きやリズムを取っていくうた遊びのこと。
子ども達の発達は、耳、触感、動きリズムを通じて様々な感覚を刺激し養うことが大切だと考えます。
そして、愛着関係の形成や、運動能力、リズム感の発達、言葉・数に関する概念の取得、社会性・認知機能の発達にも効果があるといわれています。
コラム下段に、考えられる効果をまとめていますのでぜひ見てみてください。
以下、わらべうたの様子です。
たとえば・・・
♪じーじーばー
♪たかいやま ひくいやま
【こどもカンパニーのわらべうたの目的】
★愛着関係の形成
わらべうたを通じ、笑顔、声、歌や肌に触れることで、言葉を介さずとも子どもと保育者は心を通わせ、愛着関係を形成していきます。
★運動能力・リズム感の発達
わらべうたにはリズミカルなものや、手をあげたり、顔を隠したり、保育者に抱えられてダイナミックな動きを行うものなどさまざまです。普段使わないような体の動きを遊びながら刺激し成長を促します。
★言葉・数に関する概念の取得
わらべうたは口真似しやすいものや、言葉遊び、数を意識した歌詞が多くあり、繰り返し行うことで発語を促したり、数の概念を感覚的に身につけることができます。
★社会性・認知機能の発達
わらべうたには順番や規則性のあるルールが存在します。順番やルールを感覚的に理解することで社会性が身につき、自分と他者との関係性を認識することで認知機能の発達を促すことが期待できます。
★自己肯定感の高まり
繰り返しわらべうたを行なっていくと子どもの中で好きなうたや遊びが出てきます。歌の一部分を保育者と一緒に口ずさんだり、自ら遊びをやりたい・こうしてみたいといった自主性が出てきます。自主性が成功体験につながり、自己肯定感を高める要因になると考えます。
以上、わらべうたには、いろいろな効果が見込まれますが、どれも子ども達の未来に繋がる大事な力に思えます。
こどもカンパニーのわらべうたは、こどもカンパニーの1歳児以降の保育にも繋がる大事な取り組みとして今後も取り組んでいきたいと思います。