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大人も子どももみんながつながる「東札幌マルシェ」を開催しました♪
9月の心地よい秋晴れの中、
こどもカンパニー初の試みとなる、地域と一緒に楽しむイベント「東札幌マルシェ」が開催されました。
園児のゼリー屋さんや栄養士のお店、
近隣のパン屋さんお菓子屋さん、保護者のお店、いつも給食でお世話になっている農家さんのお店・・・
などなど全部で10店舗の出店と、
大学生が考案した子ども縁日やアイドルグループFRUiTYさんのライブもあり、盛りだくさんなイベントに。
今回のイベントは企画の段階から教育大の学生さん二人に関わってもらい、
子ども達と一緒に近隣の店舗にチラシを配りに行ってもらったり子どものお店で売るゼリーの商品開発をしたりと、
子ども主体の活動を支えてもらいました。
子ども達と一緒に活動を進める中で、
「学生の私がお店の人にチラシ掲示をお願いしたら渋い反応だったのに、子どもとチラシを持って行ったら快く引き受けてくれたんです!」
「子どもは立派な社会の構成員だということがわかりました」
そんな嬉しいお話しをしてくれた学生さん達。
そうなんです。普段はちょっと堅い表情の大人も、子どもを前にすると和やかな雰囲気に・・・
地域の空気を柔らかくする、そんな不思議な力を子ども達は持っています。
言葉で伝えなくても、それを感じ取ってくれた二人の感受性の豊かさにも感動でした。
実は、この子ども達の出店は1年前の
「NoMaps SOCIALマルシェ」でリサイクル品を販売したところから繋がっています。
自分達で作ったクレヨンなどの売り上げで何を買おうか話し合った結果、
「生き物を飼いたい!」ということでカクレクマノミというお魚を飼いはじめた東札幌園。
そのお魚の水槽が寂しいので、水草やライトを買ってあげたい!と、お店屋さんができる機会をずっと待ち侘びていました。
・・・ついにお店屋さんができる!
買いたいものが決まっているので、まずは目標金額を決め、商品の値段と販売数を考えていきます。
「今回はFRUiTYのライブがあるから、推しカラーのゼリーがあったら売れるんじゃない?」
「特別な容器に入れて、推しジュースとして少し金額を高くして売ってみよう!」
「全カラー7色セットは1200円にしよう!」
と、話し合いは超真剣。
はじめはどうしたら高く売れるかを考えていた子ども達ですが、
試作品をお客さんに食べてもらう中で、
次第にどうやったらお客さんに喜んでもらえるか?に視点が変わっていきます。
本物の体験を通して、子ども達は自ら気づき、学んでいく。
子どもの興味関心を探究するプロジェクト型活動はこどもカンパニーが大事にしている保育のひとつですが、
これも地域の人の協力があってこそ。
子ども達は「地域で遊び地域から学ぶ」
地域の人は「子どもと関わることで地域がもっと好きになる」という姿を目指して。
普段は関わることのない世代や業種の人たちが、子どもを中心に集う。
そんな場が、「東札幌マルシェ」で少し体現できたのではないかと思います。
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今回出店いただいたお店の方達!ありがとうございました!
▲僕のパン屋 純情セレナーデさん、三笠 床岡農園さん
▲文明堂さん、キルシェさん
▲らーめん専家羅妃焚さん、三美焼鳥さん
▲PANDEMIXXXさん、ななかまどさん
▲保育園栄養士のお店、園児ゼリーのお店